空手道(英名:Karate
Champ)は1984年にテクノスジャパンが開発し、データイーストが販売したアーケードゲームです。
この格闘ゲームは奥行きを最初に採用したゲームと言われています。
当時のゲームは平面的な表現しかなく、十字レバーを上に入れると上に行くのが普通でした、ところがこのゲームは上に入れるとプレイヤーキャラが画面奥へ移動する遠近法的な表現を取り入れています。
白と赤の柔道着を身につけた2人のプレイヤーが空手で対戦するゲームです。
操作方法は2本のレバーを使って様々な空手技を繰り出し、CPUとの対戦を行います。
勝利したプレイヤー側にはさまざまなパターンのボーナスステージが出てくる2部構成となっています。
ボーナスステージは、牛との格闘や瓦割などの修行となっていて、ボーナスステージ開始時の「さあ牛だ!」というキャッチコピーがファンの間では有名です。
多くの格闘ゲームとは違い、HPなどバー表示は無く、実際の空手と同様にヒットした技に合わせて「技あり」または「一本」が取り、二本先取すると勝者となります。
一ステージクリアごとに段位が上がり十段をクリアすると名人にまでまることができます。
同年には、「対戦空手道」がリリースされ、ゲーム自体は変えずプレイヤー同士の対戦モードが追加されました。
また「対戦空手道 美少女青春編」などの続編も制作されています。
1984年 アーケード版
1988年7月22日 データイースト スーパーファミコン
2005年7月21日 プレイステーション2 ハムスター『オレたちゲーセン族』シリーズにて完全移植版が発売されている。
現在、「空手道」「対戦空手道」の権利はG-modeが保有しています。
※記載されている製品名は各社の登録商標または商標です。